四柱推命

己(つちのと)| 十干から観た”わたしの役割”

ここでは「己(つちのと)」が持つ資質について書いています。一言で「己」と言っても、十二支を掛け合わせることで、イメージはガラリと変わり、

「己巳(つちのとみ)」

「己卯(つちのとう)」

「己丑(つちのとうし)」

「己亥(つちのとい)」

「己酉(つちのととり)」

「己未(つちのとひつじ)」

の6種類に分類されます。

 

<あなたが己か確認する方法>

黄色で囲った部分が「己」の方です↓

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当てはまる方は赤で囲った部分を確認してください↓

 

干支No.6:己巳(つちのとみ)

初夏の午前に照らされる大地

5月/初夏/-火(イメージ:初夏×大地×灯火)

初夏の大地は植物が育つ時期。良い作物になるためにはコツコツした手入れが必要で、またどんな肥料と出逢うことが出来るかという”出逢い”も大切となります。その大地の役割を担っているあなたは、人と人を繋ぐ「ご縁」の役割を担っています。そのためにはあなた自身が若い内にたくさんのことを吸収し成長しておくことが大切です。

 

干支No.16:己卯(つちのとう)

春の朝日を浴びながら輝く花畑

3月/春/-木(イメージ:春×大地×花)

春はこれから種をまく準備をする時期で、人々がわくわくする時でもあります。そんな「わくわくを縁の下から支える」役割を、あなたは担っています。表舞台は裏方さんがあってこそ成り立ちますので、全力で支えてこそあなたらしさを発揮することができるでしょう。

 

干支No.26:己丑(つちのとうし)

真冬の冷たい大地

1月/冬/-土(イメージ:真冬×大地)

真冬の大地の下には、冬を自分では乗り越えられない植物や動物だちが眠っています。それを温かく支える役割を担っている方。常に温厚で毎日を穏やかに過ごすことができるため、今どきの競争社会とは合いません。周りに流されて頑張ってしまうと、本来の資質とは逆の生き方となるため、周りと比べない生き方を心がけると良いでしょう。

 

干支No.36:己亥(つちのとい)

初冬に降る雨がたまった大地

11月/冬/-水(イメージ:冬×大地×雨)

冬の大地に溶け込んだ雨水はぬかるみをつくります。ぬかるみは乾いた大地と比べると歩きづらく足をとられがち。そのため、順風満帆な人生とはいきません。しかし、沼にはまりそこから出ることこそあなたが担う役割とも言えます。習得し同じ様な悩みがある方のサポートをしていくと良いでしょう。

 

干支No.46:己酉(つちのととり)

秋の夕暮れに輝く田園

9月/秋/-金(イメージ:秋×大地×宝石)

秋は”実りの秋”と言われ、大地一面にまばゆい光景が広がります。それはひと目見た人々の心を奪うものですので、「魅了する」役割を担っている方です。魅力的すぎるゆえ、本来の等身大のあなたより美化して見られ、違和感を感じることもあるかもしれません。そんな第一印象に負けないようにコツコツと着実な努力を重ねることが大切です。

 

干支No.56:己未(つちのとひつじ)

夏の午後照らされた大地

7月/夏/-土(イメージ:夏×大地)

夏の大地は春から夏にかけ種まきも終わり、ある程度成長していて、「完成された大地」とも言えます。そのため、ここまでにくる方法などを周りに”教え育てる”役割を担っている方です。あなた自身が常にアップデートしていくことで、周りの方をサポートしていくことが出来るでしょう。

 

このように干支を四季に照らし合わせながらイメージすることは哲学であり、人により解釈が異なるため、正解がないものでもあります。しかしながら、私たちは自然の一部として生かされている存在です。そのため自然を感じながら生きることこそが、ごく自然な生き方と言えるでしょう。

 

※各タイトルにある干支Noとは、全部で60干支ある中の何番目に回ってくる干支かを表わしている数字のことです。

 

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