ここでは占いの種類とそれぞれの特徴について記載しています。
そもそも占いとは、科学とは正反対に位置しており、目には見えない世界をなんとか形にしようとして、長い年月をかけ紐解いた自然界の法則です。
本来、私たちは自然と共に生きていました。そのため自然界の流れを紐解き、自然界のルールに沿っていきるということは、ごくごく自然な流れだったのです。
だからこそ占術は違えど、世界中で今日に至るまで活用されてきました。そのことからも、占いを生活に取り入れる生き方の方がある意味自然とも言えます。
そして占いは日本だけで一兆円の市場規模があると言われているほど、需要のあるお仕事でもあります。今後「自分らしくいきる人」「我慢して生きる人」の二極化が進むにつれ、更に我慢して生きる人の悩みは多く・深くなり抜け出せなくなるため、市場は減らないと想定しています。
占いの種類
さて占いの種類ですが、一言で占いといっても種類は様々で、大きく分けて「朴・命・相」の3種類に分類されています。
1:朴(ぼく)
悩みに対して直感で引いたカードにより、そのカードの意味を伝えることで、お客様自身が自分の中から答えを探していく占術です。(タロットなどのカード以外にも朴術etc..もあります)
迷っている時に決断する決め手となったり、直近の未来を予測することに向いていると言われています。「これから右に進めばAの人生、左に進めばBの人生。あなたはどちらに進みますか?」という様に、選んだ先の未来を占い師が伝えることでイメージさせ、決断するきっかけとなります。
ほとんどの人が、本当に「どちらでもいい」ことはなく、心の奥底では「本当はこちらがいい」という気持ちを秘めているものです。それを引き出す技として活用することができます。
2:命(めい)
生年月日と出生時間で占う術となります。産まれた瞬間のはじまりのエネルギーが死ぬまで続くという考えから導き出されたものとなっており、四柱推命や算命学がその代表的なものとなってきます。
これは過去からの統計がもとになっており、生まれ持った資質やエネルギー、人生の流れを予測することを得意としているため、人生の天気予報と呼ばれることもある程です。
生きづらさを感じている多くの原因は「自分の資質を活かしていない」「運気の流れに乗っていない」ことが多い傾向にあります。精度の高い統計学であるため、的中率は抜群と言われており、その中でも四柱推命は占いの帝王と呼ばれているほど人気です。
自信がなくなった時、ほんとうの自分を見失った時、相手のことを深く理解したい時などに、迷子から抜け出すきっかけとなるとともに、人生の運勢サイクルを知っておくことで、波に乗って準備をしたり、トラブルを回避したりということにも活用することが出来ます。
3:相(そう)
相は目に見える相を占う分野となっています。代表的なものとしては、手相や人相があり、形からどんなエネルギーが流れているのかを観るものとなっています。手相についてはてのひらに刻まれたラインなどから、その人の性格や運命などを読みとる手法です。
またそれ以外にも風水もこれにあたり、物の配置や方角によって運命が変わってくるという占術となります。これをもとに家の中のインテリアを配置している方もいます。
国全体として風水を活用しているのはシンガポールが有名では、街のいたるところに要素が取り入れられていることから、別名「風水の街」とも呼ばれています。
現地に行った際はガイドをつけ、どのように風水が活用されているかを聞くのがオススメです。「風」と「水」は目に見えない宇宙を繋げる力という考えのもとに考え出された法則で、自然に逆らわず生きるために考え出された手法となっています。
以上が占いの占術となりますが、いかがだったでしょうか。
これから占ってもらいたい方、もしくは学ばれたい方が悩むのは、「どの占術がいいか」ということかもしれません。しかし先述したとおり、何を占うかによって使う術が異なります。一度はすべての占術を体験してみるのも楽しいかもしれませんね。