自分らしく生きる方法

【四柱推命で読み解く】自分らしく生きる為の資質ごとの法則♡

あなたは今、「自分らしく生きていると感じていますか?」その問いにYES!と応えられる人が、いったい何人いるのでしょうか。

 

「自分らしさ」はとても曖昧で、答えがありません。

 

でも、私たちは義務教育の中で”答えがある問題”ばかり覚えるような教育を受けてきましたよね。だから大人になっても思考がその枠にハマって、抜けられなくなっているんです。ただ、ほとんどの人はその枠の中に自分が入ってしまっていることにさえ、実は気がついていません。

だから”ありもしない正解”を追い求め、”正しさ”の価値観が同じ人で集まり「やっぱり私の考えは正しい!間違っていない!」と確認をしているだけなのです。

 

最初に戻りますが、「自分らしさ」とは一体何かを追求して考えることは、哲学であり本来の自分を取り戻す作業でもあるのです。それを四柱推命の十干の視点から紐解いていきます。

 

十干から観た「自分らしさ」とは

まずはあなた自身の命式を出してみて下さい。

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十干とは黄色で○を付けている箇所を指します。「甲、乙、丙、丁、戊、己、庚、辛、壬、癸」の10種類のいづれかが表示されています。

アナタのタイプの項目を確認して下さい↓↓

 

甲(きのえ)

甲のイメージは大木です。木は成長すると枝を伸ばしながら、上へ上へと伸びていきますよね。この5年を振り返ったとき、あなた自身が伸びている実感があるでしょうか。

もし「何も変わってない」そう感じているなら、成長がとまってしまっている可能性があります。”同じ環境”やルーティーンの毎日を過ごしていると、そのような体感になりがちです。

また、木は大地に根を張るように「こだわり」が強い方が多いです。あなたのこだわりは何でしょうか?「こだわり」が強すぎると、根っこばかりに栄養がとられてしまい、上に伸びる力が足りなくなってしまいがち。

たくさんの枝を出すイメージをして、新しいことを学び吸収することで、少しの嵐ではびくともしない大木へとなっていきます。

ただ、大木になるには時間がかかるため、その間に嵐が来てポキリと折れてしまったら、一人で立ち直ることが出来なかったり、何年も折れたままになってしまう方もいます。

あなたは、これからもぐんぐん成長していくことが出来る資質を兼ね備えているので、そんな自分を信じて進化を楽むことで、あなたらしく生きていくことが出来るでしょう。

 

乙(きのと)

乙は草花のイメージです。花は野原にも咲いていますが、コンクリートの間からも顔をのぞかせていることがありますよね。どこでも粘り強く咲くことができるのが、乙の方の良いところです。

ただ、「どこでも咲ける」が故に、自分が犠牲となりツライ環境に身を置いたり、そこから出られなくなりモンモンと苦しい気持ちを抱えている方もいます。

乙の方がまず始めに意識して欲しいことは「自分が幸せを感じる環境に身を置く」ということです。もともと平和主義で温厚なあなたは、苦しい場所にいても耐え忍んでしまうことでしょう。

とても環境の影響を受けやすい資質を持っているからこそ、環境があなたの幸福度を左右してしまいます。あなたが最高に笑顔になれる環境は、どのような場所でしょうか?それを明確にして、まずはそこに行きましょう。

そうすることで、あなたの心は平穏になり周りの方へも、平和の種を巻くことが出来るようになります。本来、あなたがいてこそ周りの調和が保たれる必要不可欠な存在なので、まずは自分を幸せにすることを意識することで、あなたらしく生きていくことができるでしょう。

 

丙(ひのえ)

丙の方のイメージは太陽です。太陽は明るく誰からも見える位置にあって輝いていますよね。本来の資質を活かしている方は、表舞台に立つ方です。

あなたがもし今、「私は裏方ばかりをしているな」そう思ったなら、「本当は表舞台に立ちたい?」と自分自身に問い掛けてみてください。

私たちの人生はコインの表と裏に例えられます。本来、表舞台で輝く資質を持っている方が、そうではない生き方をしている場合、あなたの人生がコインの裏からスタートしただけのこと。いま気づいたならば、表に変えていけばいいのです。

表舞台しか経験したことがない方は、「我」が強くなりがちですが、裏方も経験されている方は、どちらの気持ちも分かるはず。だから裏方の方へ”感謝”の気持ちになるでしょう。

子供の頃から表舞台に立つ運命で産まれてきた方、晩年期に表舞台に立つ方。タイミングは人それぞれですが、必ずあなたが立つ番がやってきます。

そのために必要なことは”笑顔でいること”。あなたの太陽の様な明るい笑顔は、たくさんの幸せを運んできます。前を見て笑顔で過ごすことで、あなたらしく生きていくことができるでしょう。

 

丁(ひのと)

丁の方のイメージは月や灯火です。丁の方は自分から前へ出るようなタイプではなく、一歩引いて歩く奥ゆかしさを兼ね備えている方です。

また、人を観察する洞察力に長けているため、周りの人が気がつかないこともさりげなくサポート出来る資質を持っています。ただ、その洞察力をうまく使えない方は、相手にグサグサと指摘をし、反感を買ってしまうこともあるので、要注意です!

丁の方は自分自身で何かに向かって、エネルギーを注ぎ続けることが出来ません。そのため、「目標となる人」や「メンターの存在」が重要となってきます。あなたは今、尊敬出来る人や目標としている人がいますか?

その人のなるべく近くにいて、「近づきたい」という気持ちを持ち続けてください。そうすることで、他の人には見えなかった自分だけの道を見つけ、歩いて行くことが出来ます。

そしてあなたが歩いた道を「わたしも歩きたい!」とたくさんの方があなたを頼ってきたときこそ、本来の面倒見の良さを発揮し、たくさんの方をサポートすることで、あなたらしく生きていくことができるでしょう。

 

戊(つちのえ)

戊の方のイメージは山です。山って見渡す限り同じ山は存在しませんよね。山はただそこにいるだけで存在感があるように、この資質を持たれている方はドンドン行動していくタイプではなく、どっしりと構えている資質を備えています。

しかし、どっしり構えてたくさんの人に訪れてもらう山になるためには、日々の積み重ねがとても大切です。木を植え雨で育ち花が咲き川が流れ緑で溢れる、そんな山に人は魅力を感じ集まってきます。あなたの山はどんな山でしょうか?

良い山になるには時間が必要です。あなた自身がどんな山になりたいか、どんな人に訪れて欲しいのかをまずは明確にし、そのような山になるよう努めていくことが大切です。

1日で成しえないことを時間をかけコツコツと積み上げていくことこそが、人生の醍醐味となるのです。それこそが、あなたらしく生きていることに繋がります。

 

己(つちのと)

己の方のイメージは畑です。畑は何もしなければ荒れ果てた大地になってしまいますが、種を巻き水をやり草を抜き、大地が豊かになることで作物が育っていきます。

まずは自分の土壌を造ることを第一に考えてください。超えた土壌さえ造ることが出来れば、そこでたくさんの作物が自然と出来るようになります。

”母なる大地”と言われるほど、もともと愛情深い資質を持っているため、周りの人を愛し愛されることが本来のあなたです。ただ、なかなか自信を持ちづらいタイプなので、自分で自分の事を認めて愛してあげることも大切です。

自分の愛情深さを感じることが出来たなら、それがあなたらしく生きているということです。

 

庚(かのえ)

庚の方のイメージは刀です。刀は日々研ぎ澄ましていないと切れ味も良くないですし、その調整をするためには「何度も試し切りしてみる」ことが必要不可欠ですよね。

そのため、”何事にも恐れず何度も挑戦すること”が庚らしさと言えます。「失敗するかもしれない」「うまくいかないかもしれない」そんな風に考え、刀を一度も抜かず振り下ろさなければ、”使い方もうまくならない”ですし、本来のアナタの資質が活かせていない状態となってしまいます。

ただあまりにも周りを見ず、一心不乱に刀を振り続けてしまうと、周りから一歩距離を置かれてしまいますので、周りをしっかしと見ながら自分のタイミングで何度も挑戦することで、あなたらしく生きていることを感じることが出来るでしょう。

 

辛(かのと)

辛の方のイメージは宝石です。宝石って最初から光り輝いているわけではなく、必ず原石から始まります。そのため、「石」の時に「わたしはダイヤモンドだ」と、思うことが難しいため、辛の方は自己肯定感が低い方が多いです。

また、文字の通り今までの人生の中で、自発的ではなくとも辛い経験をしてきた方が多いです。しかしその辛い経験を乗り越えることこそが”原石が磨かれること”であり、あなたが本当の自分らしさに気づくきっかけともなるのです。

たくさんの試練を乗り越える中で、誰よりも光り輝いていくことが出来ますので、まずは自分自身で「わたしは生きているだけで素晴らしい」と認識することが大切です。

そして、たくさんの出来事を乗り越え心が鍛えられてた先に、あなたらしく輝いていくことができるでしょう。

 

壬(みずのえ)

壬の方のイメージは海です。海は絶えず波が揺れ動いていますよね。そのため壬の方は「時代の波に乗る」資質を兼ね備えています。新しいものを積極的にキャッチし、それを生かしていくことで、あなたらしさを体感することが出来ます。

しかし新しいことを始める時って、かならず「怖さ」もセットで感じるため、その怖さの波さえも乗りこなすためには”経験”を重ねていくことが大切なので、自分で出来る幅を決めず「何でも出来る」と信じてやってみてください。

ただ、壬のかたは感情の波が大きいですので、自分の中に嵐が来てしまうとなかなか対処するのが難しかったりします。”なぜ心が荒れているのか”を知ることは、自分を知るということですので、目を背けず真っ直ぐに波と向き合うことが必要です。

波の原因が分かると、自分自身が扱いやすくなるため落ち着いて、自分の描く未来へ進むことができるでしょう。

 

癸(みずのと)

壬の方のイメージは雨です。雨の方って優しい人が多いです。エネルギー的には弱いんですが、それが良いところで、周りにいる方を癒やす存在になっています。

雨って弱いように見えて、一箇所に雫が落ち続けると石も形が変わるように、地味に強いんですよね。だから、何かを集中してやり続けることが壬の方はとても大切です。

今ずっと続けていることがあれば、それを貫いてこそ、あなたらしさとなります。一点を見つめて続けることであなただけの道を進むことが出来るでしょう!もし他に気になることが出てきたとしても、バスケットの時のように片足の軸は動かさないまま、もう片方の足を動かしてやってみる。そんなやり方が合っています。

続けていくことがあなたらしさとなるため、継続を意識してみてください。

注)四柱推命は複数の星の要素で複合的に観るため、ピンポイントの10干には「当てはまっていない」と感じる方もいるかもしれません。

 

すべては”気づく”ところから始まる

✓自分らしく生きている気がしない

✓毎日何か違うけど分からなくてモヤモヤする

✓どう生きたらいいか分からない

そんな風に感じている方は、あなた自身が自分と向き合うタイミングに来ています♡

まず変わる時って「何か違う」と自分自身で気づくところから始まります。自分で気づいていないことって、絶対に変えることが出来ないからです。

いま、あなたが自分らしさを見失っているなと気づいたら一度立ち止まり、自分の歩いてきた道とこれから進もうとしている道をみつめてみてください。

あなたが「行きたい!」と思った道こそ、あなたの「生きる道」なのだから。

 

いまは情報過多の世の中ですし、みんな違うことを言っている現実世界で、「正しい」なんて存在していません。あなたが信じたことが「正しい」のです。だからもっと、自由にわがままに生きてイイ♡

「わたしらしく生きている」そう思った時こそ、本来のあなたを生きている証なのです。そんな方が1人でも増えたら嬉しく思います。

 

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