プロフィール

9:「興味がない仕事」に苦しんだ

34歳のとき会社の中で配置換えがあり、
それまでの仕事とは全然違う仕事に
配属されました。

このタイミングで
一緒に仕事をするメンバーも
ガラリと変わったのです。

 

新しい仕事で私は苦戦しました。
”複雑すぎて理解できない”
”それなのに即研修しなければ”

自分がよく理解していないことを
新しく入ってきたメンバーに
研修をしなければいけませんでした。

「やりたくない」けど「やらなきゃだめ」
この最初に感じた「やりたくない」
退職の瞬間まで4年間引きずることに。

 

「やりたくない」「興味がない」
と思ったことは恐ろしいほど
頭に入ってこないため、
いつまでたっても覚えられません・・・

だから何年経ってもわからない、
そして怒られる。

こんなループに陥りました。
つまり「やりたくない」が強すぎて、
何も頭に入ってこなかったのですが、

「とにかくやればいい」思考の
上司の存在もまたストレスとなり、
その上司がいると思うだけで、
会社に行くのが息苦しく
感じるようになったのです。

※いじめられたわけでは、ないw

最初の年は「息が苦しいのは気のせい」
と思っていたのですが二年目、三年目に
なるとだんだんと悪化してしまい、
家から会社に向かうのが苦痛。

 

日曜日になると翌日から仕事と思って憂鬱
また今日も何か言われるんじゃ?と憂鬱
仕事を覚えられない自分に憂鬱

 

すべて「憂鬱しかない」毎日になりました。
家族に話しても「仕事とはそういうものだ」
「辞めるなんてもったいない」そう言われ、

誰1人わたしが会社を辞めることを
勧める人はいません。

 

苦しいけど辞めたら
私は価値がなくなる

 

だから働かなくては!!
仕事に行かなくては!!
そんな日々が続き、ついには
夜中に何もないにも関わらず
涙がとまらなくなっていました。

電話でカウンセラーに話を聞いて
もらったこともあります。

でもカウンセリングって
「ただ聞いてくれるだけ」なので、
1時間話しても何も解決の糸口も
見えないママでした。

そしてカウンセラーからも、
「そんな精神状態の時に勢いで
辞めない方がいい」
と言われ、
やっぱり私は辞めたらダメなんだ!
と更に追い込まれていきました。

なんとかして今の環境を変えたい!
でも変え方が分からない!
会社を辞めたいのに辞めたら
私の魅力がなくなる!
誰か助けて!と苦しみました。

 

今から思うと、
”辛い毎日しかなかった”から、
誰かに「もう頑張らなくていいよ」と
言って欲しかったのかもしれません。

 

 

my story10:「ターニングポイント」へ続く