プロフィール

7:私の価値観を変えた人

地元の会社で働いている時、
派遣スタッフでやってきた
1人の男性と出会いました。

 

彼は私の周りにいないタイプで、
仕事は早いし、誰とでも
スグ打ち解ける魅力を持っているのに、
正社員ではなく、

時間や場所に捕らわれない
生き方をしている人でした。

わたしはそんな彼にみるみる惹かれ、
彼が読んでいた「自己啓発本」や
「生きるとは」といった

哲学的な話に興味を抱くように
なっていきました。

 

それからは自己啓発本を読みあさり、
・私は何のために生きているの?
・なんで毎日が楽しくないの?
・いつまで我慢しないといけない?

そんなことを知らない間に
追求していくようになりました。

30歳を超えてからはじめて
「自分に興味を持った」のです。

 

今から振り返ると、
本当は大学を卒業するタイミングから
いちばん興味があったのは
”起業”でした。

理由は単にかっこよさそうだったから!

でも、具体的にやりたいこともなければ
何をどうしたらいいのかも
サッパリ分からなかったので、

「いつか出来ればいいな」と、
ずっと思っていたのです。

 

それについては口に出して
母に言ったこともありました。

しかし母の理想の娘像とは相反している
言葉だったので、
「あなたが男だったら活躍して
いたんだろうね」と言われました。

ここで「起業するのはやっぱり
親の思い描く理想のわたし」
ではないのね・・・と感じ、

その気持ちを口に出すことは
なくなりました。

それでも、いちど出逢ってしまった
哲学の世界を忘れることは
できませんでした。

 

my story8:「自由な生き方への憧れ」へ続く